犬のレッグ・カルベ・ペルテス病

 

こんにちは。今回も症例の紹介をしたいと思います。

トリミング時に右後肢を挙げている、筋肉も左と比べると薄い、と言われたとのことで来院されました、1歳1ヶ月のマルチーズとポメラニアンのミックス犬です。

来院時も右後肢をあげて歩行しており、筋肉も重度に萎縮していました。

レントゲンを撮影したところ右の大腿骨頭に変形が見られ、レッグ・カルベ・ペルテス病が疑われました。

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レッグ・カルベ・ペルテス病とは、トイプードルなどの若い小型犬に多く発生します。

成長期に大腿骨頭の血流に異常が起き、大腿骨頭が変形してしまいます。

本来大腿骨頭は滑らかな球状で寛骨臼にはまっていますが、変形した骨頭は寛骨臼と一致せず、軟骨が擦れ、股関節に関節炎や痛みを起こします。

この病気には痛みの原因となる大腿骨頭を切除する手術が適応になります。

 

 

このわんちゃんは4日後に手術を行いました。

 

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骨頭切除はこちらの整形外科用のノコギリを使って行いました。

 

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骨頭を切除した様子です。

 

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こちらはCアームという機械です。骨を透視し、動きを確認しながら手術を行えます。

 

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こちらは骨頭切除前です。

 

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こちらは切除後です。切除ラインを確認し、手術を終了しました。

犬ではお尻の筋肉が発達しており、大腿骨頭を切除しても周りの筋肉が支えとなり、人間のように人工関節を入れなくてもその脚を使って歩けるようになります。

しかし、経過が長く重度の筋萎縮が起きている場合、手術後もその脚を使わずに歩行してしまうことがあります。

多くはリハビリにより改善しますが、長期のリハビリが必要になることがあります。

このわんちゃんは筋萎縮が重度であったため、これからはリハビリを頑張っていきます。

脚を上げて歩いている、左右で筋肉の厚みが違うなど、気になることがあれば早めに来院してください!

 

 

 

 

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