月別アーカイブ: 2016年9月

心臓病について

 

こんにちは。今回も症例をご紹介します。

2014年に混合ワクチン接種時の聴診で心雑音を認めました。

レントゲン検査にて軽度の心拡大がみられ、超音波検査では軽度の僧帽弁逆流がみられました。

定期的な検査により経過を観察することになりました。

こちら↓が2014年に撮影したものです。

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こちら↓は2015年に撮影したものです。

咳や呼吸が苦しいなどの症状は出ていませんでしたが、去年と比べて心拡大が進行しているため心臓のお薬を飲み始めることになりました。

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こちら↓が2016年に撮影したものです。

心臓はさらに拡大しています。

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このように1年間で心臓が徐々に大きくなっていることがわかります。

心臓病は進行性で、放っておくとどんどん悪くなります。

定期的な検査をし、お薬を飲むことで進行を遅らせることができます。

 

わんちゃん猫ちゃんは、人の約7倍のスピードで歳をとり、病気の進行もはやいです。

そのため年に2回の健康診断をおすすめしています。

健康診断についてのご相談はお気軽に病院スタッフまでお問い合わせください。

 

 

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犬のレッグ・カルベ・ペルテス病

 

こんにちは。今回も症例の紹介をしたいと思います。

トリミング時に右後肢を挙げている、筋肉も左と比べると薄い、と言われたとのことで来院されました、1歳1ヶ月のマルチーズとポメラニアンのミックス犬です。

来院時も右後肢をあげて歩行しており、筋肉も重度に萎縮していました。

レントゲンを撮影したところ右の大腿骨頭に変形が見られ、レッグ・カルベ・ペルテス病が疑われました。

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レッグ・カルベ・ペルテス病とは、トイプードルなどの若い小型犬に多く発生します。

成長期に大腿骨頭の血流に異常が起き、大腿骨頭が変形してしまいます。

本来大腿骨頭は滑らかな球状で寛骨臼にはまっていますが、変形した骨頭は寛骨臼と一致せず、軟骨が擦れ、股関節に関節炎や痛みを起こします。

この病気には痛みの原因となる大腿骨頭を切除する手術が適応になります。

 

 

このわんちゃんは4日後に手術を行いました。

 

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骨頭切除はこちらの整形外科用のノコギリを使って行いました。

 

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骨頭を切除した様子です。

 

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こちらはCアームという機械です。骨を透視し、動きを確認しながら手術を行えます。

 

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こちらは骨頭切除前です。

 

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こちらは切除後です。切除ラインを確認し、手術を終了しました。

犬ではお尻の筋肉が発達しており、大腿骨頭を切除しても周りの筋肉が支えとなり、人間のように人工関節を入れなくてもその脚を使って歩けるようになります。

しかし、経過が長く重度の筋萎縮が起きている場合、手術後もその脚を使わずに歩行してしまうことがあります。

多くはリハビリにより改善しますが、長期のリハビリが必要になることがあります。

このわんちゃんは筋萎縮が重度であったため、これからはリハビリを頑張っていきます。

脚を上げて歩いている、左右で筋肉の厚みが違うなど、気になることがあれば早めに来院してください!

 

 

 

 

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